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実績値

実績値は、SPCの実際の財務記録をTensor Cloudに取り込む画面です。会計ソフトウェアから出力した仕訳をアップロードし、各仕訳をTensor Cloudの勘定科目表にマッピングして、SPCまたはその配下のプロジェクトに配分します。配分した取引は、予実管理ダッシュボードで予想値と比較できます。

サイドナビゲーションの予実管理 > 実績値から開けます。画面のタイトルは実績受信箱です。

注記

予実管理セクションを利用できるかどうかはワークスペースによって異なります。表示されない場合は、上部のナビゲーションバーにある「サポート」ボタンからお問い合わせください。

始める前に​

すべての取引は1つのSPCに属するため、アップロードの前にワークスペースに少なくとも1つのSPCが必要です。SPCがない場合、画面には取引を処理するにはSPCを登録してくださいとSPCメニューへボタンが表示されます。SPCの作成方法はSPCを参照してください。

取引をSPC全体ではなくプロジェクトに配分するには、そのプロジェクトがSPCに属している必要があります。

SPCとステータスの選択​

画面上部のバーには2つのコントロールがあります。

  • SPCを選択:取引を一覧表示するSPCです。選択はワークスペースごとに保存されます。保存したSPCが存在しなくなった場合は、一覧の最初のSPCが選択されます。
  • 配分ステータス:取引をステータス別に分ける3つのタブです。
    • 未確定:まだマッピングと配分が済んでいない取引です。初期表示のタブで、バッジにはSPCの未確定の取引数が表示されます(99件を超えると99+)。
    • 確定済み:Tensorの勘定科目と配分が設定された取引です。
    • 除外:対象外とした取引です。ワークスペースには残りますが、戻すまでレポートには反映されません。

画面を開いている間、一覧は30秒ごとに更新されます。

取引のアップロード​

仕訳取引をアップロードをクリックすると、アップロードダイアログが開きます。選択中のSPCに取引がまだない場合は、画面中央にも同じボタンが表示されます。取引は常に、画面上部で選択しているSPCに取り込まれます。

ダイアログに1つ以上のファイルをドロップするか、クリックしてファイルを選択します。各ファイルは500 MB以下のXLSXブックである必要があります。ほかの拡張子のファイルはスキップされ、「2件をスキップしました(.xlsx以外)」のように1行にまとめて表示されます。この行を展開するとファイル名を確認できます。

Tensor Cloudは各ファイルをブラウザ上で読み込み、見つかった取引の件数、または読み込めなかった理由とともに一覧表示します。

メッセージ意味
n件すべての行を読み込めました。
x/y件は処理エラーが発生一部の行を読み込めず、その行は取り込まれません。
Excelファイルではありません。xlsx形式で保存し直してください実際のXLSXブックではありません。たとえば.xlsや.csvのファイル、または拡張子だけを.xlsxに変えたファイルです。
ファイルサイズが大きすぎます(最大500MB)ファイルがサイズの上限を超えています。
対応していない仕訳形式ですブックが対応しているどのレイアウトにも一致しません。
取引を読み取れませんでしたレイアウトは認識できましたが、取引に変換できる行がありませんでした。

一覧のファイルは削除で外せます。自動配分の横のバッジには、取り込まれる取引の合計件数が表示されます。インポートをクリックすると取引が作成されます。取引を1件以上読み込むまで、このボタンは無効です。

自動配分は初期状態で選択されており、選択内容は保存されます。選択している場合、取り込んだ取引には自動配分と同じルールが適用されるため、以前に扱ったことのある勘定科目の取引は確定済みの状態で取り込まれます。

対応形式​

Tensor Cloudはブックのレイアウトを自動で判別します。

  • 勘定奉行:仕訳帳という名前のワークシートを含むブックです。1行目が列見出しです。必須の列は、日付、伝票No.、行、摘要、借方勘定科目名、借方本体金額、借方消費税額、借方消費税区分略称、借方消費税率、貸方勘定科目名、貸方本体金額、貸方消費税額、貸方消費税区分略称、貸方消費税率です。勘定奉行のその他の列は任意か、読み込まれません。
  • 弥生会計:それ以外のブックは弥生会計の仕訳データとして、最初のワークシートが読み込まれます。列見出しは弥生会計のものである必要があり、データは11行目から始まります。

各行は1件の取引になり、日付、摘要、借方と貸方の外部勘定(会計ソフトウェアの勘定科目名)、税込金額、税額、税区分を持ちます。Tensor Cloudが使用しない列は取引のメタデータとして保存され、取引の詳細ページに表示されます。

取引一覧​

一覧には、選択中のSPCとステータスの取引が表示されます。金額の単位は円で、1円単位で表示されます。日付は日本時間で表示されます。

列内容
日付仕訳の取引日です。
帰属日取引を計上する日付です。帰属日が設定されていない場合は取引日が表示されます。
摘要仕訳の摘要です。常に表示されます。
借方金額借方の金額(円)です。
貸方金額貸方の金額(円)です。
Tensor借方借方にマッピングしたTensor Cloudの勘定科目とそのコードです。
Tensor貸方貸方にマッピングしたTensor Cloudの勘定科目とそのコードです。
借方会計ソフトウェアの借方外部勘定です。
貸方会計ソフトウェアの貸方外部勘定です。
最終更新取引が最後に変更された日時です。

初期状態では日付、摘要、借方金額、貸方金額、最終更新が表示されます。表示ボタンでほかの列を表示・非表示にできます。確定済みタブの列設定は、未確定タブと除外タブとは別に保存されます。列見出しをクリックすると並べ替えられます。

チェックボックスで行を選択すると、複数の取引をまとめて操作できます。画面下部のバーに選択件数と、現在のタブで使える操作が表示されます(ステータス別の操作を参照)。

検索とフィルター​

取引を検索は、摘要、借方外部勘定、外部参照IDを対象に検索します。

フィルターボタンを押すと、左側にパネルが開きます。パネルには「12/240仕訳取引」のように一致した件数が表示され、次のフィルターを使えます。

  • 日付範囲
  • 帰属日範囲(確定済みタブのみ)
  • Tensorの勘定科目(確定済みタブのみ):借方と貸方のどちらかでその勘定科目を使っている取引が一致します。
  • 借方の勘定科目と貸方の勘定科目:SPCの取引に含まれる外部勘定から選びます。
  • 最低借方金額、最高借方金額、最低貸方金額、最高貸方金額(円)
  • 税区分:借方の税区分で絞り込みます。

確定済みタブのフィルターは、未確定タブと除外タブとは別に保存されます。

取引概要パネル​

行をクリックすると、右側に取引概要パネルが開きます。パネルは初期状態で開いており、ツールバー右端のボタンで開閉できます。行を選択していないときは取引項目が選択されていません。と表示されます。

パネルには次の項目が表示されます。

  • 取引ID、外部参照ID、取引日、摘要。確定済みの取引では帰属日と配分方法も表示されます。
  • 借方:借方外部勘定、借方金額(税込)、借方税区分、借方税額。確定済みの取引では借方勘定コードも表示されます。
  • 貸方:貸方側の同じ項目です。

詳細をクリックすると取引の詳細ページが開きます。

税区分は次のとおりです。

税区分意味
税区分なし税区分が設定されていません。
非課税非課税取引です。
課対仕入10%課税売上にのみ要する仕入れです。
非対仕入10%非課税売上にのみ要する仕入れです。
共対仕入10%課税売上と非課税売上に共通して要する仕入れです。
課対売上10%課税売上です。
非対売上10%非課税売上です。
共対売上10%共通の売上です。

取引の配分​

取引を配分すると、借方と貸方がTensor Cloudの勘定科目表の勘定科目にマッピングされ、金額がSPCまたはその配下のプロジェクトに割り当てられます。配分した取引は確定済みタブに移ります。

配分を設定​

配分ダイアログは、行のチェックアイコン、行のアクションメニュー、または複数行を選択したときの画面下部のバーにある配分を設定から開きます。

最初のステップ取引を配分には、選択した取引の一覧と配分方法の設定が表示されます。

  • 借方の勘定科目と貸方の勘定科目(必須):Tensor Cloudの勘定科目です。ワークスペースの確定済みの取引で同じ外部勘定に最も多く使われている勘定科目が、杖のアイコン付きで事前入力されます。
  • 配分方法:金額の割り当て方です。
    • 資産容量 (kWp) に基づいて配分:選択したプロジェクトの太陽光AC容量に比例して、各金額を分割します。
    • 全ての資産に均等配分:選択したプロジェクトに、各金額を均等に分割します。
    • SPCに配分:プロジェクトに分割せず、全額をSPCに計上します。
  • 帰属日(取引日を使用を選択しない場合は必須):取引を計上する日付です。たとえば、請求書の対象月を指定します。
  • コメント(任意):取引のコメント履歴に追加されます。

SPCに配分の場合は、確認をクリックして完了します。分割する配分方法の場合は、次へをクリックしてプロジェクトへの関連付けでプロジェクトを選びます。一覧には取引のSPCに属するプロジェクトだけが表示されます。選択したすべての取引の日付が同じ場合は、その日以前に系統連系したプロジェクトに絞り込まれた状態で表示されます。摘要が同じエリア(たとえば「東北」)を含む場合は、そのエリアにも絞り込まれます。必要に応じてフィルターを変更し、プロジェクトを1件以上選択して確認をクリックします。

取引を分割すると、各プロジェクトへの配分額は1円未満が切り捨てられ、端数はAC容量が最も大きいプロジェクトに加算されます。そのため、配分額の合計は常に取引金額と一致します。太陽光のインバーターがないプロジェクト(単独の蓄電所など)には配分されません。

勘定科目、配分方法、帰属日、プロジェクトがすべて同じ確定済みの取引についてダイアログを開くと、現在の設定が入力された状態で始まります。保存すると、以前の配分は置き換えられます。

自動配分​

自動配分は未確定タブで、行のアクションメニューまたは複数行の選択から使えます。Tensor Cloudは、借方と貸方の外部勘定がどちらも設定されている取引ごとに、ワークスペースの確定済みの取引でそれぞれの外部勘定に最も多くマッピングされているTensorの勘定科目を探します(同数の場合は最も新しいものを使います)。借方と貸方の両方で勘定科目が見つかると、次の処理を行います。

  • 取引をその勘定科目にマッピングし、全額をSPCに配分します。
  • 摘要に日付や月が含まれていれば、帰属日を設定します(月だけの場合はその月の末日)。ただし、取引日の月より後の日付や、取引日の1年以上前の日付は使いません。
  • コメント「自動配分」を追加します。
  • 取引を確定済みタブに移します。

借方と貸方の両方で一致が見つからない取引は、未確定のまま残ります。自動配分はすでに確定済みの取引から学習するため、以前にマッピングしたことのある外部勘定にしか一致しません。

ステータス別の操作​

各行にはアクションメニューがあり、複数行を選択したときは画面下部のバーから同じ操作を実行できます。使える操作はタブによって異なります。

操作未確定確定済み除外結果
詳細を表示○○○取引の詳細ページを開きます(行のメニューのみ)。
配分を設定○○○配分ダイアログを開きます。
自動配分○自動配分を実行します。
関連付けを解除○配分を解除し、取引を未確定に戻します。
未確定に戻す○取引を未確定に戻します。
除外○○配分があれば解除し、取引を除外に移します。
削除○取引を完全に削除します。

関連付けを解除と除外は、実行前に確認を求めます。除外した取引にだけ使える削除も同様です。削除した取引はワークスペースから完全に消え、元に戻せません。財務諸表のバランスが崩れる可能性もあります。

取引の詳細​

詳細ページは、行のメニューの詳細を表示、または取引概要パネルの詳細から開きます。ヘッダーには摘要とステータスのチップ(未確定、確定済み、除外)が表示されます。右上の矢印で、移動元の一覧の並び順に前後の取引へ移動できます。アクションメニューには、配分を設定、関連付けを解除(確定済みのみ)、未確定に戻す(除外のみ)、除外(除外した取引では削除)があります。

ページは次のセクションで構成されています。

  • 基本情報:取引ID、外部参照ID、取引日、帰属日、摘要、配分方法
  • 仕訳明細:借方と貸方それぞれの外部勘定、Tensorの勘定コード、税込金額、税区分、税額
  • メタデータ:アップロードした仕訳から読み込んだその他の列(伝票No.など)です。該当する列がある場合にのみ表示されます。
  • プロジェクト別:プロジェクトに分割して配分した取引で、ID、プロジェクト名、所在地、太陽光AC容量と蓄電池出力(kW)、各プロジェクトの借方金額と貸方金額(円)を一覧表示します。プロジェクト名、所在地、IDで検索できます。
  • コメント履歴:取引のコメントが古い順に表示され、配分時に追加されたコメントも含まれます。新しいコメントを追加に入力し、コメントを追加をクリックします。編集・削除できるのは自分のコメントだけです。編集したコメントには(編集済み)と表示されます。

取引が存在しなくなった場合、ページには取引が見つかりませんでしたと取引一覧へ戻るボタンが表示されます。

予実管理ダッシュボードから開く​

予実管理ダッシュボードの一部のグラフは、その数値の元になった取引にリンクしています。EBITDAグラフの月別の棒、またはポートフォリオベンチマークグラフの収益指標の月をクリックすると、ダッシュボードで選択しているSPCの実績値が確定済みタブで開きます。フィルターには、その月と、数値を構成するTensorの勘定科目が設定されます。ダッシュボードで帰属日を使っている場合は帰属日に、それ以外の場合は取引日にその月が適用されます。