収益の概要
収益セクションでは、Tensor Cloudから日本の電力市場に行った入札を提出し、その状況と結果を管理します。JEPXのスポット市場には、JEPXとの直接のAPI連携を通じて、売り入札(蓄電池の放電分)と買い入札(蓄電池の充電分)の両方で対応しています。
Tensor Cloudは、系統用および併設型の蓄電池プロジェクト(低圧を含む)について、EPRXを通じた需給調整市場の一次調整力(オフライン)への参加にも対応しています。この市場専用のトレーディング画面と、JEPXの時間前市場への対応は近日公開予定です。
前提条件
JEPXとのAPI連携はワークスペースごとにTensorチームが設定し、JEPXによる手動の承認が必要です。Tensor Cloudから入札を提出する前に、上部のナビゲーションバーにある「サポート」ボタンからTensorにお問い合わせください。登録手続きを進め、ワークスペースに登録された受渡契約コードを確認します。
トレーディングの仕組み
入札量は、受渡日ごとにTensor最適化モデルから直接取得されます。プラットフォームは計画された充放電スケジュールから入札を作成し、エリアごとに数量を集計して、APIでJEPXに送信します。モデルの出力を上書きしたい時間帯があれば、提出前に入札を手動で入力・編集できます。スポット市場のオークションが約定すると、Tensor Cloudが約定量と約定価格を取得し、トレーディング画面に時間帯ごとの結果を表示します。
画面、ステータス、提出ワークフロー、変更履歴については、JEPXスポット取引を参照してください。
収益ダッシュボード
トレーディング画面はサイドナビゲーションの収益にあり、ワークスペースの実現収益を表示するダッシュボードも同じ場所にあります。日付範囲ピッカーで期間(1日、1週間、1ヶ月、月初来、年初来、全期間、またはカスタム。初期値は月初来)を選択し、必要に応じて特定のエリアに絞り込みます。
- 純実現収益:選択した期間のすべての収益と費用を合算した純額です。収益(JEPXスポット市場の売電収入、フィード・イン・プレミアム(FIP)のプレミアム、PPA、EPRXの需給調整市場のΔkW収入など)は、費用・インバランス(系統充電コストと推定インバランス)と分けて表示されます。それぞれに精算状態(確定、暫定、推定、未確定)が示されます。
- 収益・費用内訳:期間中の収益と費用を、純額の線とともに表示するチャートです。時間粒度は期間の長さに応じて決まり、1日の場合はコマ単位、それ以外は日次、週次、月次となります。
暫定または推定の数値は、メーター実績や価格の確定に伴い変わる場合があります。インバランスは(実績 − 計画)× インバランス料金単価による推定値であり、一般送配電事業者(TSO)による最終的な精算額ではありません。