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Pricing

制定日:2026年1月1日

この別紙「Tensor Cloud利用料金」(以下、「本利用料金書」といいます。)は、Tensor Energy株式会社(以下、「当社」といいます。)が提供するTensor Cloudサービス(以下、「本サービス」)の利用に関する利用規約(以下、「利用規約」)の一部を構成します。

第1条 定義

本利用料金書において、以下の用語は別段の記載がない限り、以下の意味を持ちます。なお、その他の本利用料金書に定義のない用語は、利用規約の例によります。

  1. 「ワークスペース」 とは、本サービス内で特定の業務やプロジェクトを行うための専用の仮想空間を指します。ワークスペースには、契約者が本サービスを通じて招待し、アカウントを作成した特定のユーザーがアクセス可能です。
  2. 「ワークスペース基本料金」 とは、ワークスペース毎に設定される月額利用料金です。契約者が複数のワークスペースを作成した場合、それぞれのワークスペースに対する月額利用料金が発生します。
  3. 「サービスモジュール」 とは、ワークスペース上で特定の業務や作業を効率的に行うために設計され、契約者が選択し、当社に通知され、本サービス上で提供される機能群です。
  4. 「DC容量」 とは、太陽光発電所のパネル容量を意味します。

第2条 基本料金

2.1 ワークスペース基本料金

料金項目料金備考
ワークスペース基本料金以下、「基本料金」といいます。100,000/月(税別)ワークスペース1つにつき
ユーザー数による追加課金なし

2.2 基本料金に含まれるサービス

契約者が支払う基本料金の範囲内で、以下のサービスを利用することができます:

  1. 発電所資産のデータ管理
    • 発電所に関する設備情報(パネル仕様、設置場所、稼働状況等)の登録・検索・更新
    • SPC(特定目的会社)に関する情報管理(SPC名称、設立・運営状況、借入情報等)
  2. 発電所資産のシミュレーション
    • 長期的な発電量、収益及びキャッシュフローのシミュレーション機能
  3. 市場データの可視化
    • 電力市場価格、インバランス情報その他関連指標のグラフ・表での可視化機能

第3条 発電量予測・需要予測サービス料金

サービス料金算出基準
発電量予測サービス20円/kWp/月(税別)ワークスペースに登録され、プロジェクトの基本設定において、Tensor機能の「需給管理と取引」にチェックが入っているプロジェクトの太陽光発電設備の当月の最大DC容量の合計に対して算出
需要予測サービス20円/kWp/月(税別)ワークスペースに登録され、プロジェクトの基本設定において、Tensor機能の「需給管理と取引」にチェックが入っている需要家の当月の最大需要の合計に対して算出

第4条 アグリゲーション支援サービス料金

4.1 プラン区分

アグリゲーション支援サービスでは、以下の3つのプランを提供します:

  1. SaaSプラン
  2. BPOプラン

各プランは、太陽光発電料金と蓄電池料金から構成されます。

4.2 太陽光発電料金

プラン料金サービス内容インバランスリスク負担
SaaSプラン0.4円/kWh(税別)
+需要予測 0.2円/kWh(税別)
Tensor Cloudによる太陽光発電量予測及び余剰電力量を確認し、Tensor Cloudを利用して、契約者が自らJEPX取引やOCCTO計画提出等を実施契約者負担
BPOプラン0.7円/kWh(税別)
+需要予測 0.2円/kWh(税別)
JEPX取引やOCCTO計画提出等を当社が代行し、AIによる発電量予測などの運用支援を提供契約者負担

4.3 蓄電池料金

プラン料金サービス内容インバランスリスク負担
SaaSプラン150円/kW(税別)AIにより最適化された充放電計画を参照しながら、契約者が自らJEPX取引やOCCTO計画提出等を実施契約者負担
BPOプラン200円/kW(税別)充放電計画の作成及び実行管理、JEPX取引、OCCTO計画提出を当社が代行契約者負担

第5条 アセットマネジメント支援サービス料金

サービス料金算出基準
アセットマネジメント支援サービス20円/kWp/月(税別)ワークスペースに登録され、プロジェクトの基本設定において、Tensor機能の「予実管理」にチェックが入っているプロジェクトの当月の最大DC容量の合計に対して算出

第6条 料金の計算・請求方法

  1. 各サービスの利用料金は、月初から月末までを1期間として、その間に発生した利用実績に基づいて算出されます。
  2. アグリゲーション支援サービス料金は、当月月末時点での登録状況および託送データシステムにより取得できる逆潮流量に基づいて算出されます。
  3. 月の途中でサービスの利用を開始または停止した場合でも、当月分の利用料金は満額請求いたします。
  4. 利用料金の支払いは、利用規約第5条の規定に従い、利用契約有効期間中の毎月月末締め、翌月末日までに当社が指定する方法により行うものとします。

第7条 複数サービスの利用

  1. 契約者が同一の発電所に対して複数のサービス(アグリゲーション支援サービスとアセットマネジメント支援サービスなど)を利用する場合、それぞれのサービスに対する利用料金が発生します。
  2. 前項の場合、当該発電所のDC容量は、利用する各サービスの料金算出基準として重複してカウントされます。

第8条 料金の改訂

  1. 当社は、社会情勢や市場環境等の変動に応じて、本書に定める各料金を改訂することができます。
  2. 改訂を行う場合、当社は、改訂内容と適用開始時期を当社ウェブサイト上に表示し又は当社の定める方法により契約者に事前に通知し、契約者が所定の期間内に利用契約を解約せず、または別途覚書の締結を行わず、本サービスの利用を継続する場合には、改訂に同意したものとみなします。

第9条 その他

  1. 本利用料金書に定めのない事項については、利用規約の定めに従うものとします。
  2. 本利用料金書と利用規約との間に齟齬が生じた場合、本利用料金書の定めを優先するものとします。
  3. 当社と契約者間で個別に締結された契約書等において、本書の定めと抵触する条項が含まれる場合は、当該個別契約書の条項が優先して適用されます。

以上