データアップロード
精確な発電量予測を得るためには、可能な限り多くの発電量実績データを私たちに提供する必要があります。Tensor Cloudでは、メインのサイドバーメニューのプロジェクトセクションからアクセスできるデータアップロードページから、自身で発電量を安全にアップロードすることができます。
発電量実績データのアップロード
アップロードする前に、プロジェクトの受電地点特定番号が正しく設定されていることを確認する必要があります。Tensor Cloudは自動的にアップロードしたデータを正しいプロジェクトとマッチングします。
データアップロードページに左上のボタンをクリックして、発電量実績データをアップロードすることができます。「メーターデータ」と「モニタリングデータ」のどちらかを選択できます。後者はターゲットプロジェクトを入力することが必要です。アップロードの処理には6時間までかかる場合があり、データアップロードページは自動的に更新されて処理が成功したかどうかを知らせます。
処理は処理済み、処理エラー、一部処理済みのいずれかとなります。Tensor Cloudがアップロードしたデータを読み取り、それをワークスペース内のプロジェクトとマッチングできた場合、そのファイルは処理済みとマークされます。Tensor Cloudがアップロードしたデータを読み取ることができなかったり、ワークスペース内のどのプロジェクトともマッチングできなかった場合、そのファイルは処理エラーとマークされます。複数のプロジェクトのデータを含むことができるデータタイプ(例えば、予備メーターデータ)については、Tensor Cloudがアップロードしたデータを読み取ることができ、それをワークスペース内の一部のプロジェクトとだけマッチングできた場合、そのファイルは一部処理済みとマークされます。ファイルの処理が失敗した場合は、まずファイル内の受電地点特定番号がプロジェクト情報内のものと一致していることを確認してください。再アップロードは何度でも行うことができ、マイナスの影響はありません。Tensor Cloudは自動的にデータの重複やファイルの重複を処理します。
Tensor Cloudは、アップロードしたデータを受電地点特定番号に基づいてプロジェクトとマッチングします。つまり、アップロードしたデータの受電地点特定番号がプロジェクト情報内のものと異なる場合、Tensor Cloudはデータをプロジェクトとマッチングすることができず、ファイルは処理エラーまたは一部処理済みとマークされます。
以下の表に記載されていないファイル形式のアップロードは、Tensor Cloudによって無視され、アップロードしたファイルのリストに表示されません。異なるファイル形式で大量のデータを持っている場合は、Tensorサポートに相談してください。
サポートされているデータタイプとファイル形式
Tensor Cloudは、現在、以下の表にリストされたデータタイプをサポートしています。以下にリストされていない形式のデータをお持ちの場合は、Tensorサポートに相談してください。
データタイプ | ファイル形式 | 説明 | 仕様 |
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確報値 | CSV | これは、各送配電エリアの一般送配電事業者を通じて取得可能な30分確報値です。このデータタイプは一つのファイルに一つのプロジェクトのデータしか含むことができません。 | - |
速報値 | XML | 電力広域的運営推進機関を通じて取得可能な30分速報値です。このデータタイプは一つのファイルに複数のプロジェクトのデータを含むことができますが、一部の場合には部分的にしか処理できません。 | OCCTO標準規格 |
ラプラスシステムズ監視データ | CSV | ラプラスシステムズの監視システムからダウンロードしたデータで、1分間隔または30分間隔の解像度です。このデータタイプは一つのファイルに複数のプロジェクトのデータを含むことができ、そのために一部の場合には部分的にしか処理できません。 | ラプラスシステムズ仕様書 |
汎用モニタリングデータ | CSV | 30分または1分解像度のモニタリングデータのための汎用アップロード形式。 | CSV仕様 |